和布刈のEF30 1
先日所用があり北九州に行くことになり、ついでに和布刈に保存されているEF30を覗きに行きました。
この機関車は量産車と違いコルゲートを貼られておらず、2号機以降の量産車に比べると特徴の強い機関車です。
海沿い(といっても関門海峡)に存在する割にはそこまでくたびれてはいません。
正面から。尾灯抜けと貫通扉の封鎖板の錆が目立ち、赤帯が貼ってあった跡もくっきり残っています。
ここで何か違和感を覚えた方、鋭いですね
そうです、このクルマ
形式の切り抜き文字「EF」がステッカーにすり替えられています。
盗難防止なのかそれとも無くなってしまったのか…よくわかりません。*1
1エンド側は旧客と連結されています。ジャンパ栓は接続…
されているわけでなく、チェーンで接続してる風に。
2エンド側と同じく「EF」だけステッカーにされています。
まぁ側面の「EF30 1」は全部ステッカーに置き換えられているわけですが…
台車も撮ったので載せることにします。
形式はDT117です。こんなに近くで見たのは初めてです。大きな台車ですので迫力があります。
台車を眺めていてちょっと驚いたのは、スポーク車輪を用いている事でした。スポーク車輪=旧客というイメージが強く、これはひとつ勉強になりました。
最後に設置されていた看板を載せて終わりにします。
勝山公園保存時代はとある保存車等を幅広く紹介するサイトさんに載っています。
そこで見る限り、勝山公園時代は貫通路窓封鎖されてなかったんですよね。割れてしまったんでしょうか?